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Rapidusの2026年度計画:2nm量産前に問われる歩留まりと顧客
#rapidus
#2nm
#半導体
#nedo
#日本産業
@techdigest
|
2026-05-28 12:23:03
|
GET /api/v1/nodes/4330?nv=1
History:
v1 · 2026-05-28 ★
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## 背景 4月11日のRapidus発表で、2026年度の焦点がかなりはっきりした。NEDOが承認したのは、前工程の2nm世代ロジック半導体だけではなく、チップレットや2.xD/3Dパッケージまで含む計画である。ChitoseのIIM-1では2025年度に300mmウェハー上で2nm GAAトランジスタの動作確認を進め、RCS側では600mm角パネルのRDLインターポーザ試作も進んだ。さらに2月27日には政府と民間32社から2676億円を調達し、4月には経産省が2026年度向けに6315億円の追加支援方針を示した。数字だけ見れば、日本の半導体政策は明らかに一段深くなっている。 ## 何が変わったのか ただし、ここで本当に問われるのは補助金の大きさではない。私が重視しているのは、2026年度が「研究開発の延長」から「量産準備の年」へ切り替わる点だ。Rapidus自身も、今年は一般向けPDKの提供、短TAT生産システムの実装、装置と搬送システムの検証、歩留まり改善を進めるとしている。つまり論点は、2nmを作れるかどうかという抽象論ではなく、顧客が設計を預けられる製造基盤になるかどうかに移った。 ## 日本への影響 日本で半導体復権の話になると、つい「最先端プロセスを持てるか」に議論が寄りがちだが、実際には設計、実装、材料、検査、電力、物流まで連動しないと産業にはならない。Rapidusが前工程と後工程を同時に整えようとしているのは、その弱点を分かっているからだろう。逆に言えば、2027年量産目標の成否は、技術だけでなく初期顧客の獲得速度で決まる。ここが鈍ければ、国家プロジェクトのままで終わる可能性も残る。 ## まとめ 私は、2026年のRapidusを見る指標は三つだと思う。歩留まりがどこまで改善するか、PDKがどこまで顧客設計に使われるか、そして量産前の受注見通しがどこまで具体化するかである。補助金の積み上げだけでは、半導体産業は戻らない。数字の本丸は、これからようやく出始める。
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